相続手続きの流れについて
相続手続きはやるべきことが多く、何から手を付ければいいのかわからないという方もいると思います。
相続手続きの中には期限が定められているものもあるので、注意しながら進めなければなりません。
そこで今回は、相続手続きの流れについて解説していきます。
▼1、遺言書の調査
遺言書は、相続手続きを円滑に行うためにとても重要なものになります。
もし遺言書が見つからなかった場合は公正証書遺言である可能性があるので、公証役場で遺言検索をしてみましょう。
▼2、相続人の調査
相続人を調査していると、遺族が全く知らない相続人が出てきて手続きが進まなくなることもあります。そのため、被相続人の戸籍を集め調査を行い、できるだけ早く相続人を確定しましょう。
▼3、相続財産の調査
遺産分割をするために、被相続人の相続財産を把握します。この時、住宅ローンや借金などの債務が多い場合には相続放棄をすることもできます。
相続放棄は3か月以内と期限が決まっているので、早めに相続財産を確認しましょう。
▼4、遺産分割協議書の作成
相続人が、誰がどの財産を相続するのかを話し合います。この際にトラブルが発生することが多いので、十分に注意しながら進める必要があります。
▼5、相続税の申告
遺産相続が基礎控除額を超える場合は手続きが必要です。これは被相続人が亡くなってから10か月以内に行わなければならないので、忘れないようにしましょう。
▼6、預貯金や不動産の解約・名義変更手続き
預貯金の解約手続きは金融機関、不動産の名義変更手続きは管轄の法務局で行います。
特に期限は定められていませんが、忘れないように早めに行うのが良いでしょう。
▼まとめ
相続手続きの流れを知っておくことで、スムーズに進めることができます。
相続手続きをどのように進めればいいかわからない場合は、気軽にご連絡ください。
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